カムルル・フシン2014秋 来日イベント
マレーシアの若手伝統音楽家として国内外で最も活躍しているカムルル・フシン氏が、マレーの歌舞劇マヨン(Mak Yong)で演奏される弦楽器「ルバブ」や、影絵芝居ワヤンクリッを印象づけるリード楽器「スルナイ」、マレーの太鼓を携えて今秋も来日します! マレーシアと東京で熱狂的なステージを共にした【TAIKUH JIKANG 滞空時間】の「ガムランセット」川村亘平斎、濱元智行、NINAとのライブ、そして今回は、ジャンルを越えて世界のアーティストと共演してきたコントラバス奏者・齋藤徹、歌手・さとうじゅんことの新たなステージに臨みます。ワークショップでは、マレーシアの伝統芸能の紹介と楽器の実演、そして参加者のみなさんにも歌などにご参加いただきます。(ムティアラ・アーツ・プロダクション 代表・上原亜季)
Kamrul Hussin 来日記念ワークショップ
「マレーシアの伝統芸能の宝庫、クランタン州より」
講師:Kamrul Hussin × 上原亜季
日時:2014年11月2日(日)15:00
料金:予約2,500円(当日3,000円)
限定:40名
会場:アマタ(アムリタ食堂3階)東京都武蔵野市吉祥寺本町2-17-12
よたっこ おかいこ音楽会 vol.4
出演:Kamrul Hussin ×
【TAIKUH JIKANG 滞空時間ガムランセット】川村亘平斎、濱元智行、NINA
日時:2014年11月3日(月・祝)開場 16:30 開演 17:00
料金:予約2,500円(当日3,000円)(1ドリンク付き)
※上野村の中学生以下は無料、村外の中学生は予約500円(当日1,000円)、村外の小学生以下は無料
定員:100名
ご予約・お問い合せ:0274-59-2023
会場:カフェよたっこ cafe yotacco (群馬県多野郡上野村勝山192)
2014 Kamrul Hussin 来日記念ライブ
出演:Kamrul Hussin × 齋藤徹(コントラバス)× さとうじゅんこ(歌)
日時:2014年11月6日(木)開場 19:00 開演 19:30
料金:予約3,000円(当日3,500円)(1ドリンク付き)
定員:100名
会場:space & cafe ポレポレ坐 (東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル1F)
ご予約・お問い合せ:mutiara.arts.production@gmail.com (担当:上原)
主催: Mutiara Arts Production(ムティアラ・アーツ・プロダクション)
協力: Faculty of Music, Universiti Teknologi MARA – UiTM (マラ工科大学)
ODD PICTURES(オッドピクチャーズ)
【プロフィール】
Mohd. Kamrulbahri Hussin
Distinguished Creative Scholar, Faculty of Music, University Technology MARA (UiTM)
マレーシアの伝統芸能の宝庫クランタン州の芸能一家に生まれる。幼少より父親を始め、クランタンの芸能を牽引してきた芸術家らに師事。影絵芝居ワヤンクリッを演じるほか、マレーの弦楽器「ルバブ」やリード楽器「スルナイ」、太鼓などの若手演奏家の最高峰として知られる。マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団(MPO)との共演や映画音楽、舞台の音楽監督を務めるなど、活動は多岐にわたり国内外で活躍。マレーシア国立芸術アカデミーの音楽講師を経て、現在、マラ工科大学(Universiti Teknologi MARA – UiTM)の特別講師。クランタンの伝統芸能グループ「Geng Wak Long」主宰。 http://www.kamrulhussin.com/
川村亘平斎 Kouheisai Kawamura
バリガムラン、パーカッション、影絵
インドネシアの青銅打楽器「ガムラン」を中心とした音楽活動をはじめ、影絵、イラストなど多方面に活躍する芸術家。’03年よりインドネシア/バリ島に留学。帰国後、ソロユニット【TAIKUH JIKANG 滞空時間】を中心に、青葉市子、飴屋法水、OOIOO、小山田圭吾、津村禮次郎、永積タカシ、細野晴臣ほか数多くのアーティストとの共演。影絵作家として、シリーズ企画【ボクと影絵と音楽】、商店街のシャッターに影絵を映す【丸亀影絵通り】、都立写真美術館にて360°影絵、サントリー美術館の影絵WS他を制作。http://taikuhjikang.com/kawamurakoheisai/
濱元智行 Hamamoto Tomoyuki
バリガムラン、パーカッション
大学時代にガムランと出会い、バリ島への渡航を重ね研鑽を積む。国内ではガムランを皆川厚一に師事し、現在「滞空時間」やYOSHIMI(boredoms)率いる「OOIOO」、秋田ゴールドマン・タブゾンビ(soil & “pimp” sessions)との即興トリオ「ソフトシェルクラブ」などで活躍中。民族音楽や古典という枠にとらわれず、様々なジャンルのアーティストと共演し、高い評価を得ている。また、近年ではパーカッションを和田啓に師事。日本ではまだ数少ないアラビック・パーカッション奏者としても精力的に活動している。
新名真大 NINA
バリガムラン
大学在学時にバリガムランと出会う。その音色に身を任せ、渡バリを重ね研鑽を積む。日本国内では第一人者の皆川厚一氏に師事。「滞空時間」の他に、「ウロツテノヤ子/バヤンガンズ」、「シダカルヤ」といった今日本で一番勢いのあるガムラングループにも参加し、国内外の様々なジャンルのミュージシャン、ダンサーと共演。また、その傍ら都内のレストランで腕を振るう料理人としての顔も持つ。最近ではイベントでコース料理を振る舞うなど、活動の幅を広げている。
齋藤徹 Tetsu Saitoh
コントラバス
舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。3・11以降、歌と踊りとの関わりを深め作曲・舞台制作を進める。自主レーベルTravessia主宰。http://travessiart.com/
さとうじゅんこ Junko Satoh
歌
秋田市生まれ。東京藝術大学音楽学部声楽科ソプラノ専攻修了。卒業後より電子音響音楽家・ジャワガムランのプシンデン(女声歌手)として活動。滞空時間、うたをさがしてトリオ、菜の花楽団、コノ花、スミリール、Mesaなどに歌い手として参加。グローバリズムの抱える問題に向き合いながら想像力豊かなアートネットワークへの貢献を志す。http://suara.jp/
上原亜季 Aki Uehara
Mutiara Arts Production (ムティアラ・アーツ・プロダクション) 代表
東南アジア芸能コーディネーター、マレー語通訳・翻訳
2003年から5年間マレーシア現地で伝統芸能の研究を行い、影絵芝居ワヤンクリッ、ガムラン、マレー民謡、クロンチョンなどの演奏活動に参加。2008年、Universiti Sains Malaysia より修士号取得(民族音楽学専攻)。帰国後、国際文化会館勤務を経て、2011年ムティアラ・アーツ・プロダクション設立。マレー語通訳・翻訳、文化交流事業の企画制作、子どもを対象とした影絵のワークショップ、東南アジア芸能コーディネート、マレーシア文化紹介記事の執筆など、幅広く手がける。東京を中心にバリガムランの演奏活動や影絵公演などにも参加。
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