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ゾンビ・ホラー映画が国内外で話題
ボルネオ島の先住民族ダヤクの村が舞台に
悪意ある科学者に集められた孤児たちが実験台とされ、ウィルスに感染し、ゾンビ化していくところから物語は始まります。ゾンビの脅威はジャングルの奥地、ダヤク族の村まで忍び寄り……。マレーシア、サラワク州の先住民ダヤク族にフォーカスしたゾンビ映画『Belaban Hidup: Infeksi Zombie』(2020年)が注目を集めています。ゾンビ映画は数多ありますが、先住民族の文化も描かれている点で独自性が認められ、Russian International Horror Film AwardsやCanadian Diversity Film Festivalを含む国際的な映画祭で最優秀ホラー賞などを受賞。
製作したのは、サラワク州出身のレイ・リー監督。「これまでボルネオ島の先住民族に焦点を当てた映画はあまりありませんでしたが、彼らのとてもユニークな文化を民族衣装や村の様子で表現しました」と語ります。
映画では、サラワク州の伝統織物「プアクンブ」の衣装、サイチョウをモチーフに鳥の羽を用いたヘッドギア、伝統的な入れ墨など、ダヤク族の文化的側面もていねいに描き出しています。また、英語、マレー語のほか、主にジャングルの村のシーンでは先住民の言語「イバン語」が主要言語として使用されているのも特徴。「近年では、イバン族の若い世代は日常的に英語やマレー語で会話をしている人が多く、イバン語を話す人は減っています。言語や文化が失われないように、その思いをこの映画に込めました」とリー監督。
【監督、プロデューサー】レイ・リー Ray Lee
【上映情報】マレーシアにて近日公開予定。※詳細はfacebookページにて
https://www.facebook.com/rayleeproducer/
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