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州都クチンの音楽フェスで世界の音楽を堪能 [WAU No.16]

マレーシア・サラワク州に関する情報を伝えるコーナー。サラワク州でのイベント、 話題になった出来事などをWAU編集部がカルチャーな視点でピックアップ!

州都クチンで世界の音楽を堪能!
Rainforest World Music Festival 2018 / Kuching Waterfront Jazz Festival

「レインフォレス・ワールド・ミュージックフェスティバル(RWMF)」は、音楽ファンなら一度は訪れてほしい国際的な音楽祭です。熱帯雨林に囲まれた野外ステージでの素晴らしい演奏が観客を熱狂させます。マレーシアはもちろん、今年はブラジル、セルビア、インド、スペイン、そのほか様々な国から名演奏家が集結。サラワクの先住民族の文化に触れる絶好の機会でもあります。同時期にクチンで開催される、サラワクの音楽、アート、クラフト、食、映画、写真の祭典「Rainforest Fringe Festival」も要チェック!

9月には、サラワク川を臨むグランド・マルゲリータ・ホテルを会場に「クチン・ウォーターフロント・ジャズフェスティバル」が開催されます。主にアジア諸国から集まるジャズミュージシャンの演奏を楽しむ夜をサラワクの旅の目的の一つにしてはいかがでしょう。

Rainforest World Music Festival 2018

http://rwmf.net
日程:2018年7月13日(金)から15日(日)
会場:Sarawak Cultural Village(サラワク文化村)
料金:当日券RM155.00(1日)/RM410.00(3日間)(早割あり)
Rainforest Fringe Festivalも同時開催

Kuching Waterfront Jazz Festival

http://kuchingwaterfrontjazz.com
日程:2018年9月28日(金)、29日(土)
会場:Kuching Waterfront @ Grand Margherita Hotel Kuching(グランド・マルゲリータ・ホテル)
料金:当日券RM130.00(1日)/RM200.00(2日間)(早割あり)


Gawai Dayak Festival
ガワイ ダヤク フェスティバル

サラワク州最大のお祭り。ダヤク族など先住民族が、一年の作物の収穫を神に感謝するお祭りで、それぞれの故郷にもどり、各民族の伝統料理で祝います。先住民族以外の人も彼らの家に招かれて自家製酒トゥアで乾杯の連続。民族衣装で華麗に踊る酒宴はとてもにぎやかです。

Gawai Dayak Festival
日程:2018年6月1日(金)、2日(土)
サラワク文化村(P.4)では、この時期、ガワイ祭りを開催。旅行者も体験することができます。


Is Kuching cat’s city?
クチンは猫の町?

クチンはマレー語で猫の意味。そのため猫のオブジェ、猫博物館など、猫にまつわるスポットが多数。ところがクチンの名前の由来は、古い井戸の中国語読みKu Jin説、果物のアイル・マタ・クチン(龍眼)説のほうが有効。というのもサラワクでは、猫のことをブサッBusatとよぶのです。

Cat Museum
営業時間:9:00~17:00 料金:無料(カメラ持ち込みは別途料金) 猫にまつわるありとあらゆるもの(なめ猫からCATSまで!)がそろう猫マニア必見の博物館。


Directors from Sarawak
サラワク州クチン市出身の映画監督

ツァイ・ミンリャン (蔡 明亮)監督
台湾巨匠はマレーシア人

WAUで、たびたび紹介してきたマレーシアニューウェーブの映画人に多大な影響を与えたと思われる台湾ニューシネマ。その巨匠、ツァイ・ミンリャン監督、実はマレーシア人でサラワク州・クチンの出身です。二十歳の時に台湾へ渡り、マレーシアでは『黒い眼のオペラ』という作品を撮りました。

2013年の『郊遊』(ピクニック)が有名。『黒い眼のオペラ』(黒眼圏/2006)は、第7回東京フィルメックスのクロージング作品として上映。DVD化もされています。

ジェームズ・ワン(温 子仁)監督
マレーシア屈指の出世頭

『ソウ』『死霊館』シリーズなどホラー映画界の巨匠。彼もまたサラワク州はクチン生まれのオーストラリア育ち。低予算で自ら作った『ソウ』シリーズで実力を認められ、2015年『ワイルドスピード』シリーズの監督に大抜擢された、シンデレラボーイ。マレーシアでも屈指の出世頭かもしれません。

『ワイルドスピード SKY MISSION』(2015)は、撮影中に主演俳優ポール・ウォーカーが亡くなるという悲劇に見舞われるも、作品をシリーズNo.1の大ヒットに昇華させ、その名をハリウッドに轟かせました。


[この記事はWAU No.16(2018年6月号)から転載しています。]

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