




マレーシアを旅したことがある人なら、きっと目にしている料理「ナシレマッ」。マレーシアの国民食で、朝食によく食べられています。なので、マレーシアのホテルの朝食ビュッフェには必ずありますよ。調理は、ご飯をココナッツミルクで炊いて、サンバルを作って、とけっこう手間がかかりますが、炊き立てのナシレマッのご飯の香りのよさは最高です!
ナシレマッ/Nasi Lemak

■材料(4人分)
◆ご飯
・タイ米…2合
・ココナッツミルク(濃厚なものがベター)…70ml
・バター…10g
・塩…少々
・パンダンリーフ…1枚(結んでおく)
・生姜…1スライス
・レモングラス…1本(根本をたたく)
◆煮干しサンバル Sambal Ikan BIlis
・煮干し…50g
(素揚げ40g、ミキサー用10g)
・玉ねぎ…170〜200g(ミキサー用100g)
・韓国唐辛子粉…大さじ1.5
・サラダ油…大さじ2
・塩…小さじ0.5
・砂糖…大さじ1
・タマリンド汁…大さじ3
◆その他トッピング
・ピーナッツ(フライパンで乾煎りし胡麻油と塩少々)
・ゆで卵
・きゅうり
■作り方
- ご飯を炊く。タイ米を軽く洗い、炊飯器に入れ、2合メモリのちょっと下まで水を加える。
- そこに生姜、レモングラス(根をたたいてつぶす)、パンダンリーフ(結ぶ)、塩、ココナッツミルク(できるだけ濃厚なものがおすすめ、ココナッツクリームでもOK)、バターを加え、全体を軽く混ぜてスイッチオン。炊きあがったら、香り付けのハーブをすべて取り出し、全体をよく混ぜる。(※炊飯直後はココナッツミルクがご飯の上に固まっているので、まんべんなく混ぜてください)
- 煮干しサンバル(サンバルイカンビリス)を作る。まず、煮干し(40g)を素揚げする。水分が抜けてカリッとしたらOK。
- ミキサーに、煮干し10g、玉ねぎ100g、韓国産の粉唐辛子(辛さひかえめのものがよい)、パプリカパウダー、水100mlを加えてペーストに。
- フライパンに、分量のサラダ油を入れ、(4)のペーストを加えてよく炒める、玉ねぎのツンとした香がなくなるまで。油がはねるので注意しよう。
- そこに、スライスした残りの玉ねぎ、塩、砂糖、タマリンド水を加える。玉ねぎに火がとおったら、揚げた煮干しを加えて、全体をからめたらできあがり。(水分が少なく感じたら、水を少量加えてください)
- 皿に、(1)のご飯を盛りつけ、きゅうり、ゆで卵、ピーナッツ、煮干しサンバルをそえれば、ナシレマッの完成。




Special thanks イラスト/生田目まゆみ Mayumi Namatame