パイナップルの甘酸っぱさが南国らしい味。スパイスはターメリックとレモングラスのみでシンプルに仕上げます。フルーティーな甘みと唐辛子の辛さが絶妙なバランスです。
海老とパイナップルのココナッツ煮/Udang Nanas
■材料(1~2人前)
海老 150g / 《A 紫玉ねぎ 1/2個/にんにく 3片/生とうがらし 5本》 / サラダ油 70ml / ターメリックパウダー 大さじ2 / ブラチャン* 3g / レモングラス 3本 / パイナップル 300g / 水150ml / 塩 小さじ1 / 砂糖 小さじ1と1/2 / ナンプラー 小さじ2 / ココナッツミルク 150ml
*海老の発酵調味料、タイ産のカピで代用可
■作り方
- Aをミキサーでペーストにしたら、分量のサラダ油を熱した鍋で、よく炒める。
- 油が透明になってきたら、ターメリックパウダーを加えて炒める。
- ブラチャン、根の部分をたたいて香りを出したレモングラス、薄切りにしたパイナップルを入れ、全体をよく混ぜたら水を加える。
- 沸騰したら海老を加え、弱火でしばらく煮込む。
- ココナッツミルク、塩、砂糖、ナンプラーで味を調える。
こちらは↓ マラッカのニョニャ料理店で食べた味。パイナップルの甘酸っぱさは、タマリンドに似た役割。海老のかわりに、渡り蟹や鶏肉で作るのもおすすめです。
教えてくれた人
チャーシェフ
マレーアジアンクイジーン店主
「パイナップルは、正直フルーツとして食べるほうが頻度は多いです、笑。あと、甘辛のソースをからめたロジャもいいですよ」
イラスト/生田目まゆみ Mayumi Namatame