マレーシアのおつまみです。ソーセージと玉ねぎをスイートチリソースで炒めることで、甘辛くコクのある味になり、ビールなどのお酒や白いご飯にもよく合います。ポイントは、現地で「イカンビリス」よばれる乾燥の小魚。日本の“食べる煮干し”を使って再現してました。
イカンビリス・ソーセージ/Ikan Bilis Sausage
■材料(2人前)
煮干し 大さじ4~5/魚肉ソーセージ 2本(*)/玉ねぎ 1/2個/スイートチリソース 大さじ2(マレーシア産ブランドのLifeソースがおすすめ)/ケチャップ 大さじ1/塩 小さじ1/2
*現地ではチキンソーセージを使うため、魚肉ソーセージで代用。
■作り方
- 煮干しを適量の油で揚げて、カリッとさせる。
- フライパンにサラダ油大さじ2をひき、玉ねぎ(串切り)を入れて炒める。しんなりしたら、次に魚肉ソーセージ(1センチ幅に斜め切り)を加える。
- 香ばしい焦げ目がついてきたら、全体をフライパンの脇に寄せ、あいたスペースにスイートチリソース、ケチャップ、塩を入れて、すこしグツグツさせた後、全体をからめる。
- (1)の煮干しを加えて、さっとからめたらできあがり。
教えた人
古川 音
マレーシア食文化ライター
「このイカンビリス・ソーセージは、在マレーシア時代によく行っていたゴルフ場の人気メニューです。プレー後の冷たいビール & スパイシーなイカンビリス・ソーセージは最高でした。日本の煮干しで作ってみたところ、これが意外にもかなり美味! 煮干しの香ばしさがヤミつきになりますよ」
イラスト/生田目まゆみ Mayumi Namatame