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ロケ地紹介。映画『天使の集まる島』、舞台はペナン!

パステルカラーの町並み、雨が降りそそぐ中庭。――空想と現実が溶け合ったような映画『天使の集まる島』のロケ地は、マレーシア西海岸の海に浮かぶペナン島。映画の印象的なシーンとともにロケ地を巡ってみましょう。


◆ロケ地01 「ペナン・ヒル Penang Hill」

映画の冒頭。闘病生活を送る孤独な青年、聡太朗。病院の屋上で目をつむった彼は、やがてまばゆい光に包まれ、目をゆっくり開ける。するとそこは、緑の芝が広がる開放感あふれる場所だった

この場所は、人気の観光地ペナン・ヒル。世界遺産の町ジョージタウンを一望できる標高830mの高地で、市街地に比べて5℃ほど気温の涼しいスポット。英国植民地時代に避暑地として開拓されました。世界最古の熱帯雨林が広がる自然保護区もあり、絶景が楽しめるツリートップウォークにも注目。


◆ロケ地02 「ヒン・マーケット Hin Market」

“心のおもむくままに歩く聡太朗がたどり着いたのは、人が集まるマーケット”

音楽あり、フードありの「ヒン・マーケット」。毎週土・日曜に、ペナンに縁のある若い世代のクリエーターが集まり、アクセサリーやバティック雑貨、食事やドリンクバー、音楽ライブまで提供される屋外マーケットです。現代のペナンカルチャーを体感するのに、ぴったりの場所。 

Hin Market  →公式IGはこちら 


◆ロケ地03 「イースト・インディーズ・マンション East Indies Mansion」

“聡太朗は町で出会ったジャドについて建物に入る。見上げると、大きな窓のようなもの。気がつけば、天使とよばれるミミがいた”

この建物は、18世紀にペナンの富豪の邸宅として建てられた歴史的建造物。雰囲気はそのままに修復され、現在はヘリテージ・ホテルとしてジョージタウンの町を彩っています。入り口が狭く、奥に広い構造が特徴で、採光と風通しのための「エアウェル」とよばれる吹き抜けの中庭があります。歴史を体験できるホテルとして人気です。 East Indies Mansion →公式Webはこちら


◆ロケ地04 「ゴー・シュー・コーヒーショップ Goh Chew Coffee Shop

聡太朗たちは食堂へ。おいしそうになんでも食べるミミ”

ペナンは都と呼ばれ、とくにローカルフードが絶品です。ミミの前に並ぶ料理は、マレーシアの軽食としてポピュラーな「カヤトースト」、麺はシンプルなビーフン炒め。聡太朗の前にあるのは、香り豊かな漢方ープ「バクテー」。ジャドは、鶏とご飯のコンビ「チキンライス」を食べています。どれもマレーシア自慢の味。 


ほかにも、「ファイブフットウェイ」とよばれるアーケード状の通路、かわいい床のタイル柄など(参照記事:WAU01WAU02)ペナンならではの風景はいくつも。ペナンを訪れると、映画のワンシーンのような時間が、あなたをきっと待っています!

映画『天使の集まる町』はテアトル新宿ほか全国順次公開中。公式ページ https://www.nuiavan.com/theangelisland


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