映画FILM

ミシェル・ヨーがアカデミー賞で主演女優賞を獲得!

Michelle Yeoh’s became the winner of the Academy Award for best actress.

Everything Everywhere All at Once (2022 / 監督ダニエルズ)

第95回アカデミー賞(2023年)で、作品賞をはじめ7部門の賞を独占した話題の映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、通称「エブエブ」。この映画の主役を演じたミシェル・ヨーは、マレーシア人。今回アジア人俳優として初となる主演女優賞に輝きました!

彼女の故郷は、マレー半島ペラ州のイポー。山からの天然水に恵まれた町で、ホワイトコーヒーや点心、イポーチキンが有名な食の都です。4才でバレエを始め、ロンドンで学び、20歳でミス・マレーシア・コンテストで優勝。その後、香港に渡り、ジャッキー・チェンとの共演作でカンフー映画に出演。1997年に『007 / トゥモロー・ネバー・ダイ』でハリウッド・デビュー。最近では、熟練の演技が胸をうつ『クレイジー・リッチ!』(18)が話題になるなど、着実にキャリアを磨き、そして今回の快挙になりました! マレーシア地元紙スター電子版では「マレーシアだけでなくアジアにとって誇るべきこと」と伝えています。

授賞式でのスピーチではこんなメッセージを世界に発信。

「私と同じ見た目の子どもたち、そして今日この受賞式を見ているみなさんへ。これは希望であり、新たな可能性を示しました。夢というのは実現するということの証明です。そして今後女性の皆さんに“あなたは旬の年齢を過ぎた”なんてもう言わせません」

VOGUE Japan オンライン 記事はこち

次回作は『アバター』続編(24)に出演予定とのこと。その前にもちろん、映画エブエブもお見逃しなく。壮大なスケールの内容なので映画館で見るのがおススメです。


映画『エブエブ』予告編


映画『エブエブ』
時空を行き来するというマルチバースの世界観のなかに、下ネタ満載のおふざけ感、キレッキレのアクション、そして“無”といった哲学的要素まで詰め込んだてんこもりのストーリー。さまざまな価値観がカオスのように存在する現代で、大事なものとは何か。過去の名作のオマージュが多様され、1回見ただけでは意味が分からない部分もあるので(それでも十分におもしろい!)、何度か見るのをおすすめ。

公式Webサイト
https://gaga.ne.jp/eeaao/

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