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カレー好きが集まる「ナシカンダー」を徹底解剖 [WAU No.24]

マレーシアならではの味が楽しめるナシカンダー。軽食からボリューム満点の食事までそろう大衆食堂で、とくにカレー料理が人気です。

ナシカンダーの由来:19世紀にインド系の行商人が天秤棒(マレー語でカンダー)を肩にかつぎ、ご飯(ナシ)とカレーなどのおかずを売り歩いたのが始まりといわれる。“ママッ(Mamak)”と称されるインド系のイスラム教徒が経営していることが多いため「ママッ・ストール」や「クダイ・ママッ」とも呼ばれる。

 多民族が暮らすマレーシアには、本国インドもびっくりの多彩で美味なるカレー文化が根付いています。そのカレー料理を手ごろな値段で味わえるのが、ここナシカンダー。南インドからの移民が多いため、本国では「ティファン」とよばれる粉もの軽食、そして「ミールス」とよばれるカレー定食の両方が一度に楽しめる店です。家族や友人たちで集い、ご飯を食べながらおしゃべり。24時間営業の大型チェーン店が多く、まるでマレーシアのファミレスのような存在です。


粉もの軽食

朝ごはんや夜食で食べる。一番人気はロティチャナイで、プレーンから具入りまで種類豊富。カレーソース付きで1.5リンギ程度(約50円~)と格安。

ロティチャナイ
Roti Canai
小麦粉の生地を層にしたまま焼くことでパイのような食感に。カレーソースにつける

ロティチャナイ・サディン
Roti Canai Sardine
イワシ入りのロティチャナイ。ほかに卵、チーズ、バナナ、玉ねぎ入りなどがある

トーサイ
Tosai
ほのかに酸味のある生地を薄く伸ばして焼いたもの。インドのドーサと同じ

ナン
Roti Naan
おなじみのナン。これにタンドリーチキンをつければ立派な食事になる

ムルタバ
Murtabak
カレー味のひき肉を包んで焼いたもの。玉ねぎの酢漬けと一緒に食べることが多い

ロティティッシュ
Roti Tissue
ザラメや練乳をかけ、ティッシュのように薄いおやつ。円錐型が特徴

(ロティティッシュの前に、編集部の音が…)


ロティチャナイはこうやって作る

目の前でこの妙技を見ることができます!

粉もの軽食の注文方法


カレー定食

カレー、タンドリー、野菜炒めなど、さまざまな料理が並んでいるので、そこから食べたいものを選ぶ。選ぶ料理にもよるが、値段は15リンギ(約500円~)程度。


おすすめメニュー

カレー
Kari / Curry
鶏、ラム、海老、ダル(豆)などカレーは種類豊富。一番人気はチキンカレー

揚げもの
Vada / Curry Puff
ふわふわ食感の「ワダ」、じゃがいも入り「カレーパフ」などはスナック感覚で

アヤムゴレン
Ayam Goreng
スパイスの香り立つ鶏のから揚げ。骨付きで大ぶり、カリッと揚がっている

野菜各種
Sayur
マスタードシード味のじゃがいも、キャベツ炒めなど。どれも辛さはひかえめ

クアンタン出身のダニアルさん:ナシカンダーではアヤムゴレンとチキンカレーが定番。塩卵を合わせるのも好きです。


日本で食べるならココ!

マレーアジアンクイジーン渋谷店
Malay Asian Cuisine
マレーシア人シェフが腕をふるうレストラン。ナシレマッやチキンライスなど人気のマレーシア料理を網羅。ロティチャナイはチキンカレー付きで提供。

住所:東京都渋谷区渋谷2-9-9 SANWA青山ビル2F/電話 +81(3)- 3486-1388/アクセス:JRほか渋谷駅東口より徒歩約10分/※冷凍ロティチャナイの物販もあり

現地で食べるならココ!

ナシカンダー・プリタ
Nasi Kandar Pelita
KLCC近くの便利な立地。英語表記のメニュー表や、清潔な店内なので、はじめての人も利用しやすい。なお、ロティチャナイなどの軽食は11~16時まで提供無し。

住所:No.113, Jalan Ampang, Kuala Lumpur/電話:+60(3)-2152-5532/アクセス:LRT KLCC駅より徒歩約10分/※このアンパン店以外にも支店あり

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