ボルネオ島先住民族の伝統料理。生魚を酸味の強い柑橘類の果汁でしめたもので、さっぱりしたサラダのような味。現地ではカランマンシーを使いますが、ライムで代用可。あと味にジワッと広がる辛味が食欲をそそります。
ヒナヴァ/ Hinava
■材料(2人前)
カツオの刺身 150g/ライム 1個/生姜 10g/赤玉ねぎ 30g/ゴーヤ 30g/赤唐辛子 1本/自然塩 小さじ1/2
■作り方
- カツオの刺身を1~2センチ角ぐらいのサイズに切る。
- 生姜は千切り、赤玉ねぎとゴーヤはスライス、赤唐辛子は輪切り。
- 1にライム汁を回しかけ、全体が白っぽくなるまで10分ほど待つ。色が変わらない場合はライム汁をさらに足す。
- 残りの材料を混ぜればできあがり。冷やして食べよう。
※酢じめなので冷蔵庫で2〜3日保存可。
サバ州のコタキナバルで暮らすサイモンさん宅で食べたヒナヴァ。カダザン・ドゥスン族の家庭料理。
教えてくれた人
今村志帆さん
マレーシア観光省公認ツーリストガイド
「現地では、漁港で水揚げされたばかりの新鮮なサワラをよく使います。地酒やビールのおつまみとして人気の料理です」