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TIFF&国際交流基金アジアセンターの国際共同製作企画「アジア三面鏡2016:リフレクションズ」の上映が大好評!

10月25日から行われている東京国際映画祭で上映された、東京国際映画祭と、国際交流基金アジアセンターのオムニバス映画製作企画『アジア三面鏡2016:リフレクションズ』について先日レポートさせていただきましたが、そのなかのひとつ『Pigeon 鳩』については、舞台がマレーシアはペナンである事、そして、我らがシャリファ・アマニさんが出演している事、そんなご縁で、WAU Vol.9では行定監督に取材させていただいたこともあり、私たちHatiMalaysiaの三人も大変注目しておりました。

こちら、東京国際映画祭公式会見

10月26日には、満席のワールドプレミア上映、上映後の舞台あいさつには『Pigeon鳩』からは、左から三番目、行定勲監督、津川雅彦さん、シャリファ・アマニさん、シェリー・アルハダさんが登壇。

行定勲監督は、この東京国際映画祭期間中に行われたAPN(アジアパシフィック プロデューサーズ ネットワーク)の「APNアワード授賞式」で、アジア・太平洋の映画産業に最も貢献した映画人として、浅野忠信さん、桜庭ななみさんとともに「APNアワード」を受賞されました。アジア三面鏡は、複数の国の映画人が協力して作り上げた、文字通りの国際共同製作の作品。行定勲監督らは、マレーシアはペナンでの撮影を、主に現地のスタッフとともに行いました。とてもふさわしい受賞といえるでしょう。

『Pigeon 鳩』のペナンロケをコーディネートしたのは、マレーシアの映像プロダクションgreenlight pictures

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メンバーの(右から)エドモンド・ヨウさん、ウー・ミンジンさん。共に、監督としての活躍も著名で、エドモンド・ヨウ監督は、2014年の東京国際映画祭のコンペティションに処女長編「破裂するドリアンの河の記憶」がノミネートされたので記憶に新しい方も多いでしょう。ウー・ミンジン監督は、2015年にシネマート六本木で開催された「マレーシア映画ウィーク」では彼の新作「盗人の第二の人生」がワールドプレミア上映。左はラインプロデューサーのTKチェンさん。

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右は、ウー・ミンジン監督。真ん中は、今回の撮影監督、今井孝博さん。行定勲監督作品では『ピンクとグレー』、話題の『ジムノペディに乱れる』などでタッグを組んでいるほか著名な映画、ドラマを多数手がけるベテラン。『鳩pigeon』の美しい海辺のシーンは、個人的に印象的でした。そして、左側は、国際交流基金クアラルンプール日本文化センターの久貝京子さん。久貝さんは、日本の映画をマレーシアに紹介する「Japanese Film Festival」の開催を担当していらっしゃる、マレーシアと日本を映画で繋ぐスペシャリスト。今回の現場も、マレーシア人と日本人の架け橋となり、尽力されました。

上映はあと1回、11月3日に行われます。しかし、チケットサイトでは満席の様子。今後の上映予定をもし入手したら、またご報告いたします。

『鳩pigeon』で好演のマレーシア女優、シャリファ・アマニさんは、この後、11月11日〜13日にも舞台「NADIRAH」の公演で来日予定。この情報は次の記事でご紹介いたします!

http://www.festival-tokyo.jp/16/program/nadirah/

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