ごはんFOOD

ロバッ/Lobak – いつもの食卓に合うマレーシア料理のレシピ#4

マレーシア版の揚げ春巻き。肉だねに五香粉を加えることで、かむごとにアジアンな香りが広がります。現地では湯葉で巻きますが、日本ではライスペーパーを使うのがおすすめ。サクッモチッのおいしさが味わえます。

ロバッ/Lobak


■材料(20個ほど)

鶏ミンチ 200g/玉ねぎ 1/2個/にんにく 1片/卵 1個/片栗粉 小さじ1/オイスターソース 小さじ1/五香粉 小さじ1/砂糖 小さじ1/2/塩、コショウ少々/ライスペーパー10枚


■作り方
  1. みじん切りにした玉ねぎ、にんにくを炒めて、あら熱を取っておく。
  2. ボウルに1とライスペーパー以外の材料を加えてよく混ぜ、肉だねを作る。
  3. 半分にカットしたライスペーパーを水で戻し、2をのせて、棒状に包む。
  4. 揚げ油(分量外)で皮がパリッとするまで揚げる。スイートチリソースにつけてどうぞ。

※3の状態で冷凍保存が可能。
※ネットで購入できる湯葉シートを使えば、より現地の味に。

「ロバッ」はニョニャ料理の一種。現地では、鶏ミンチではなく、粗みじん切りの豚肉を使い、歯ごたえのある食感を楽しむこともある

教えてくれた人

古川 音

マレーシア食文化ライター

「マレーシア滞在中の定番のおつまみでした。ロバッで思い出すのは『夜のクラブでよく食べた』という友人談。聞けば、屋台のおばちゃんが、売れ残ったロバッを夜のクラブに売りに来ていたとか。フレキシブルな商売、最高!」

イラスト/生田目まゆみ Mayumi Namatame

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です